胸郭出口症候群は、洗濯物を干す際や電車のつり革につかまるなど、腕をあげる動作で手が痺れたり腕に力が入りにくくなる神経の疾患です。
ときには刺すような痛みや痺れ、ビリビリする感覚などの障害に加え、手の握力の低下や反応が鈍くなるなどの運動麻痺症状が起こります。
障害のタイプは大きく3つに分類されます。
「圧迫型」
つり革につかまったり、仰向けになりながら携帯電話を見るなど腕を挙げたときに血管神経が圧迫されて症状が出るタイプ。
「牽引型」
なで肩の女性に多く重いカバンを持つ時など腕が下に引っ張られる際に症状が出るタイプ。
「混合型」
「圧迫型」と「牽引型」の両方のタイプが合わさっているタイプ。
胸郭出口症候群が起こる主な原因は、もともと鎖骨と第一肋骨の間に通る神経と血管が狭いことが挙げられます。
また、無理な腕や肩の筋トレや身体に負担がかかる姿勢(なで肩など)、つり革や洗濯物干し、シャンプー・ドライヤーなどの日常生活で行う動作の繰り返しも原因になります。
治療法としては、「保存療法」と「手術療法」があります。
「保存療法」
肩甲骨周囲のストレッチなど、リハビリテーションを行います。
症状が強い場合、痛みを軽減させるために消炎鎮痛剤や血流改善剤・ビタミンB1などの投与を行います。
「手術療法」
保存療法を行っても症状が改善されない場合、手術療法を行います。
胸郭出口症候群は予防も大切で、症状を悪化させるような腕を上げ下げする仕事や、重い荷物を持ち上げるような運動や労働を避けるようにしましょう。
つり革を持つ際に腕に痛みや痺れが出る方、胸郭出口症候群でお悩みの方は、一人で我慢せずに「整体院リボーネ」にご相談ください。
神経↣骨格矯正法®による神経アプローチで、頸椎(けいつい)の矯正に加え、斜角筋(しゃかくきん)といった中斜角筋、前斜角筋、後斜角筋の調整や脇の下にある神経などの調整が必要です。
他にも猫背によって引き起こる場合もあるとされており、骨盤や背骨矯正を行うことも施術するうえでは非常に大切です。
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